熊本県の港湾の概要

熊本港

熊本港

熊本港

 

熊本港(くまもとこう)
Kumamoto Port

 

●港格/重要港湾(昭和49年4月23日指定)
●所在地/熊本市西区
●港湾区域/面積 約1,933ha
      認可 昭和48年12月14日
●臨港地区/面積 約52.19ha(商港区他)
      指定 平成15年4月9日
●港則法/適用港(平成6年10月20日)
●関税法/開港(平成13年4月1日)

熊本港

熊本港

熊本港

熊本港

フェリーターミナル

フェリーターミナル

官公庁船だまり・漁船だまり

官公庁船だまり・漁船だまり

コンテナターミナル

コンテナターミナル

 概 要

 本港は、県の中央を貫流する白川河口と緑川河口との間にはさまれた熊飽海岸の地先に、物流港湾として新たに建設が進められているものです。
 熊飽海岸は県の中部に位置し、人口73万人を抱える熊本市の中心部からわずか10kmの圏内に入る有利な地理的条件の下にありながら、港を建設するうえで全国的にも希な厳しい自然条件(超軟弱地盤[層厚40m]、大潮位差[4.5m])であり、長らく港湾建設が着手されないままでした。
 しかし、土木技術の発達によりこうした厳しい自然条件下でも港湾建設が可能となり、新港建設に対する多方面からの要望に対し、産業流通港としての計画が策定され、昭和49年4月重要港湾の指定を受け建設が始まりました。その後、港湾建設技術の進歩、新工法開発等により、昭和54年に連絡橋工事に着手して以来、平成5年のフェリーバース(-5m)完成とフェリー就航に続き、岸壁(-4.5m及び-5.5m)の供用に伴い中国からの貨物船が入港し、岸壁(-7.5m)の供用に伴い平成11年7月からは韓国(釜山港)とのコンテナ定期航路が開設されるなど物流拠点への第一歩を歩き始めました。
 さらに、熊本港は地域輸入促進計画の関連施設としてのFAZ(輸入促進地域)に指定されており、コンテナ岸壁供用とともに、くまもとFAZ株式会社が平成11年9月に建設した熊本港物流センターと連携し、熊本都市圏と結ぶ物流・人流の拠点に向けた港湾整備を進めています。
 熊本港の施設は、フェリー岸壁(-5m:2バース)、公共岸壁(-4.5m:2バース、-5.5m:3バース、-7.5m:1バース)及び漁船・官公庁船だまりが完成・供用しており、引き続き物流機能の強化に向けた航路や防波堤の整備を促進するとともに、港湾機能を保持するために必要な整備を着実に進めています。

主な港湾施設
◆-7.5m岸壁=1バース(5,000t級)
◆-5.5m岸壁=3バース(2,000t級)
◆-4.5m岸壁=2バース(700t級)
◆フェリー施設=-5.0m岸壁=2バース、可動橋=2基、
 人道橋=2基、旅客待合所=2棟
◆旅客船施設=-3.0m浮桟橋(40m×2)
◆荷捌地=74,940m2
◆公共上屋=2棟4,245m2(くん蒸270m2を含む)
◆コンテナ施設 ガントリークレーン、ジブクレーン、ストラドルキャリア

平成25年 熊本港港湾計画図(PDF)

 

定期航路

◇フェリー
 熊本~島原航路 10便/日(九商フェリー)
 熊本~島原航路(高速フェリー)6便/日
  (熊本フェリー)

◇国際コンテナ 熊本~釜山港路 2便/週
 (高麗海運:代理店 三角海運株式会社)

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