概 要 本港は県の南部、葦北郡の中央を貫流する佐敷川、湯浦川の合流点にある河口港で、古くより計石港と呼ばれ、国鉄鹿児島本線の開通までは人吉、球磨方面と熊本、天草方面を結ぶ唯一の港として重要な役割を果たしていました。その後、昭和40年には国道3号が整備され、また、平成21年には南九州西回り自動車道芦北ICが開通し、八代、水俣方面への輸送連絡路は画期的な飛躍を示し、本港への物資の集散も迅速に行われるようになりました。これに伴い海上輸送についても背後山地で産出される砕石、坑木を中心として、天草、福岡、長崎方面とも頻繁な船舶輸送が行われるようになりました。 また、計石地区のふ頭用地の不足解消を図るため、女島地区に岸壁(-4.5m)を整備しました。 なお、本港は、最近脚光を浴びている観光うたせ船の母港としても知られているほか、近隣には芦北海浜公園や海水浴場等のレジャー施設も整備されています。 |